いざと言う時の自動車保険 

みなさん車を持ってる方、殆どの方がいざと言う時の為に加入している自動車保険

でも使わないほうが良い場合がたくさんあります。

例えば車両保険に加入している方が電柱にぶつかり前部を破損してしまった。修理代が5万円かかるとします。その場合車両保険を使って修理した場合あなたの負担金は免責の設定がない方だとゼロです。

しかし一度保険を使うと自動車保険の等級があがってしまいます。自動車保険は等級によって保険料が違います。通常一度保険を使うと3等級ダウンしてしまいますので例えば10等級の人が保険を使うと次年度は7等級にダウンしてしまいます。

その際今の保険料に(等級)に戻すまでは3年かかりますよね?使っていなければ当然3年後には今の等級より3等級上がって13等級になっているでしょう。

車種によって保険料は違いますが使った場合と使わなかった場合の差額保険料を計算してみると大抵の場合5万円程度の事故ならそれ以上の差額がでると思います。

更に今年から事故を起こした人の10等級と、起こしていない人の10等級は違う料率で計算される制度に変わりました。

また事故ありの人の等級料率から事故なしの等級料率に戻すまでには3等級ダウンの場合3年かかるんです。

ですから今年からは更にその保険料の差額が大きくなるでしょう。

多分等級によっては15万くらいでも使わない方が良い方もかなり増えてくると思います。

一度事故を起こした場合は、まず自分の損害額を出してもらったら自分の加入している保険会社に使った場合の3年後の保険料総額と、使わない場合の保険料総額を計算してもらうと良いでしょう。

多分普通の方は使う為に保険入ってるんだから使うほうが得だと思っていると思いますが、良く計算してみて下さい。

いくら得でもその時にまとまった資金が用意できない場合は、もちろんその為に入ってる保険ですので使うべきだと思いますが。

これは車両保険に限らず対物保険でも考え方は一緒です。

事故の相手の修理代が20万だったと想定しましょう。過失割合が8:2で自分の過失が2割だったとします。その場合2割の4万が対物保険金から払われます。その4万も自己資金で払えたら事故で保険を使用した事にはならないので次年度は安くなります。

いままで知らなかった方もこのことに注目して自動車保険を利用したほうが良いと思います。

一番良いのは当たり前の事ですが事故を起こさないことでしょうね。みなさんの安全運転を心より祈っております。

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