今年も車検ラッシュ、一段落つきましたが未だ陸運支局は車検で混雑している状況です。
車検は乗用車で2年ごと、貨物は1年おきに車検が来ます。
今はガソリンスタンドや、ユーザー車検専門の業者が車検格安を目玉に車検をやっています。
消費者の立場からいくと、少しでも安いほうが良い!!と言う考えはわかるんですが、安ければいいの?っていつも思います。
基本整備はともかく、肝心なブレーキ系統や、足回りはどうなんでしょう?
最近の車両は足回り、特にブレーキ関係やマフラーが傷んでるケースが良くあります。
ブレーキは錆びで固着して、ブレーキを利かすピストンが出ないなど、非常な危険な状態になっている車両も多々有ります。
ブレーキパットも残存が少なければ、交換したほうが後で交換すると、その時別工賃が発生します。
まして知らないで走っていたら、ブレーキパットだけではなく、ローターも傷つけてしまう可能性があり、多額の金額がかかるケースがあります。
やはり車検は安いと言う金額だけではなく、しっかり次回の車検までブレーキが持つか、足回りが持つかまで考えて整備したほうが、あなたの為です。
決して金額ではなく、安全に走れるかどうか見てもらうのが、本来の車検の姿です。
大切な移動手段も、場合によっては非常に危険な凶器にもなりかねないのが車です。
大切な車だからこそ、完璧な整備が必要だと思います。